「予防救急だより」発行

豊橋市消防本部/季節ごとの救急事例紹介/市民の予防意識向上図る

2017/12/22

 豊橋市消防本部は今年から、市民に急病や負傷事故の防止を呼びかける「予防救急だより」を発行して、傷病者を減少させる取り組みを進めている。熱中症やヒートショックなど、季節ごとに起きやすい救急事例を紹介しながら、防止策を伝えている。職員は「救急隊員の声を反映させた内容。参考にしてもらい、健康に過ごしてほしい」と呼びかける。

 救急だよりは今年8月に第1号、今月上旬に2号目を作成した。第2号は、冬場に浴槽内で多発するヒートショックと、忘新年会による飲酒をテーマに発信。「浴槽やトイレの寒暖差を少なくすると効果的」、「無理な飲み方はせずに適量を見極める」などの対策を伝えている。

 同市内では救急車の出場件数が増加傾向。2012年に年間1万4000件を超え、15年には過去最多の1万4580件を記録した。今年は、今月20日時点で計1万4416件となっており、最多更新が確実な状況だ。

 同本部は、傷病や急病を防ぐ意識を高めようと「救急だより」の発行を企画。「救急隊員が活動の中で感じた生の声」と題して、各現場で奔走する隊員の思いを込めて仕上げた。同本部救急課の河合孝始課長補佐は「分かりやすく、伝わるように手作り感のある内容にしている。今後も定期的に発行していきたい」と話している。

 情報発信によって市民の健康維持を図りながら、市内に8台配備されている救急車の適正利用の効果も見込んでいる。「予防救急だより」は、豊橋市のホームページに掲載。市役所1階のじょうほうひろば、各消防署、出張所にも掲示している。

2017/12/22 のニュース

救急だよりの発行を周知する救急隊員(豊橋市内で)

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