「海のまち蒲郡」存在感

【回顧】蒲郡市/セーリングW杯など2つの国際大会にわく/大型客船ダイヤモンド・プリンセス初寄港も決定/竹島水族館も元日リニューアルオープン

2017/12/24

 2017年の蒲郡市は、セーリングのワールドカップ(W杯)とテーザー級世界選手権という2つの国際大会が開かれ、昨年に続くクルーズ客船の寄港や大型客船「ダイヤモンド・プリンセス」の初寄港決定など、海のまち蒲郡をさらに印象付ける年となった。また、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でベストナインに選ばれた福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手や、ドラゴンズ入団が決まった中京大中京高の伊藤康祐君ら地元出身選手の活躍にも大いに沸いた。そして改修工事のため長期休館していた竹島水族館は来年元日、いよいよリニューアルオープンする。

◆日本初のW杯
 セーリングW杯は日本初開催。10月15~22日、海陽町の海陽ヨットハーバーをメーン会場に開かれた。台風の影響で一部レースやイベントが中止されたものの、悪天候下での大会運営や会場設備は選手や関係者から高評価を得た。3年後の東京五輪に向け、競技運営面などで有益な経験値になったはずだ。

◆千賀にスポーツ栄誉賞
 「育成の星」そんなキャッチフレーズがなくとも、もはや押しも押されもせぬ日本を代表する投手となった千賀滉大(24)。WBCでは市内でテレビ観戦会が開かれ、多くのファンが詰めかけた。日本人選手で唯一、ベストナインに選ばれたことなどを評価し、市はスポーツ栄誉賞を贈呈。福岡県のヤフオクドームで授与式を開き、稲葉正吉市長は、賞状とともに地元名産の飾り馬の置き物やミカンを千賀投手に手渡した。

◆竹島水族館改修
 耐震補強などの改修工事で9月から休館していた竹島水族館(竹島町)は、新年の元日にリニューアルオープンする。

 4カ月にわたる工期中、うれしいニュースがあった。岡崎市東公園動物園へ預けられていたカピバラの夫婦に9月、赤ちゃんが生まれた。雄は「しずく」、雌は「もみじ」と名付けられた。ただ親子4頭を飼育するには竹島水族館は狭く、赤ちゃん2頭はそのまま岡崎に残ることになった。両親の「たいよう」「そら」はすでに竹島へ帰ってきた。

 現在、新しい水槽に魚を入れたり、解説板の準備などが急ピッチで進められている。全国1、2位を争う古さの建物。改修後も設備は十分でない。小林龍二館長(36)は「不利な条件だが、もっと水族館人気を高めて地域の盛り上がりにつなげたい」と話す。

2017/12/24 のニュース

W杯会場での熱戦(提供)=蒲郡市沖で

9月に生まれたカピバラの赤ちゃん(提供)=岡崎市東公園動物園で

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