財賀寺で火災防止訓練

豊川市消防本部/地域住民らとの連携も確認

2018/01/28

 豊川市消防本部は27日、国指定重要文化財を所蔵する同市財賀町財賀寺(西本全秀住職)で、地域住民ら30人と連携を図り文化財消防訓練及び林野火災防止訓練を実施した。

 法隆寺金堂壁画が焼損した1月26日の文化財防火デーに伴い、訓練では消防職員と消防団員、地元住民らが境内に集まり、互いに協力しながら防火・防災意識と文化財愛護の高揚などを図った。

 消防署から指揮隊車や水槽付消防ポンプ車など3台、地元消防団から消防ポンプ車3台が参加し、国指定重要文化財の仁王像や本堂に置かれる厨本尊千手観音など、地元の貴重な文化財を火災から守るためのシミュレーションを行った。

 訓練では、財賀寺の西側にある自然探索路を歩いた通行人のたばこ不始末により火災が発生したと想定。付近の樹林に燃え移り、財賀寺文珠堂及び本坊への延焼の可能性があるとし、消防隊員や地元関係者が連携して初期消火を行い文化財保護に取り組んだ。

 西本住職は「1000年以上続く文化財をこれからも守っていきたい。地域一体となり、次世代へつなぐ体制を整えたい」と話した。

2018/01/28 のニュース

消防隊と地域住民が協力して消火活動を行った(豊川市財賀寺で)

有料会員募集

東三河の家造り「住蔵」

連載コーナー

ピックアップ

東三河見ごろ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.