男女が共に支え合い輝ける社会へ

豊橋で男女共生フェス 多彩なイベントで知識深める

2018/01/29

 第31回豊橋男女共生フェスティバル(同実行委員会など主催)が28日、豊橋市神野ふ頭町のライフポートとよはし内の各施設で行われ、延べ2800人が参加。講演会や分科会などで、男女が共に支え合い輝ける社会について考え、知識を深めた。

「男性・女性らしく」は不毛/タレント小島慶子さん講演/局アナ時代の経験などから語る

 元TBSアナウンサーで、タレント・エッセイストの小島慶子さんは、コンサートホールで講演した。これまでの私生活や局アナ時代の経験から、男性観や女性観について、自身の考えや思いを語った。

 小島さんは、テレビ番組制作をしていた夫が仕事を辞め専業主夫になったのをきっかけに、息子たちの教育のため、オーストラリアに移住。「出稼ぎ」と称し日本でタレント活動をして、大黒柱として一家を支えている。

 時代が変わっても日本にある考え方で「男性は学校を卒業したら就職し、家族を養い、定年まで働く。女性は専業主婦で子育てをして家の中の世話をする」という、男女の役割に対する考え方については、自身が真逆の生活をしていること、さらに現代では夫婦共働きや、親の介護問題もあることから「男性だからとか、女性だからというのは、不毛」と指摘。「一度の人生だから、人としてどうあるべきか、生きるべきかを考えるようにしてみては」と語った。

 大黒柱や専業主婦(主夫)の立場などで感じる孤独感や大変さなどについては「話し合って相手の気持ちを聞くと家庭がうまくいく」と助言した。

豊かな心育む食生活とは?/名古屋学芸大の楳村助教招き講演/豊橋男女共生フェス分科会

 主に食物アレルギーの子どもを持つ親の会「RINRIN♪豊橋アレルギーっ子の会」(石川麻美子代表)は男女共同参画センター「パルモ」で分科会を実施。子どもの豊かな心の育成につながる「食」との関わり方について考える講演会を開催した。

 講師は、管理栄養士で小児アレルギーエデュケーターの名古屋学芸大学管理栄養学部・楳村春江助教。「子どもの『食』について考えよう~豊かな心を育む食生活とは~」の演題で講演した。

 楳村さんは、子どもの成長の各ステージで必要な栄養量を示した上で、重度食物アレルギーの子どもたちが、アレルギーが嫌なことではなく、食べられるように頑張れる治療に臨む姿を紹介。偏食・アレルギーに対しても子どもに負のイメージを与えるのではなく「焦らず、大らかに子どもの意志を尊重しながら一緒に『食』を楽しんで」と呼びかけた。

 石川代表は「アレルギー治療に深く関わる管理栄養士から、食べ進める上での心のケアも聞けた」と話し、子どもたちの育成と食の関係の大切さへの理解を広く求めた。

2018/01/29 のニュース

自身の経験や思いを語る小島慶子さん(コンサートホールで)

豊かな心の育成につながる「食」について考えた分科会(男女共同参画センター「パルモ」で)

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