平和な日々を守る思い胸に刻む

豊橋東高で生徒ら1000人以上参加し世界平和祈念集会開く

2018/08/07

 第二次世界大戦中の1945年8月7日の豊川市の豊川海軍工廠(こうしょう)の空爆などで生徒や教員ら98人が犠牲となった豊橋市の県立豊橋東高校で6日、生徒会主催の「世界平和祈念集会」が開かれた。1000人を超える生徒や来賓、保護者らが参加し、恒久平和実現への誓いを胸に刻んだ。

 式は、代表の生徒ら約120人が中庭にある平和祈念モニュメント前に集まって行われた。ほかの生徒は各教室で放送を聞きながら参加した。

 藤原照明校長は「明るく平和な未来に向かって気持ちを1つにすることが今を生きる私たちの務め」などとあいさつ。空爆のあった時間に合わせて黙祷し、生徒会代表で1年の壁谷芙奈さん(15)と廣濱音々香さん(同)が折鶴と花束を納めた。

 2年の池尾典(つかさ)さん(17)が当時の若者たちの苦しみや悲しみに思いをはせ、「私たちができることを日々考え行動することが平和への第1歩。事実を後世に伝え、先人が残してくれたこの日々の有難さをかみしめ、守り続ける努力をする」と誓いの言葉を述べた。

 豊橋東高は前身の市立高等女学校と県豊橋第二中学校の生徒らが豊川海軍工廠に学徒動員されて74人が犠牲になったほか、豊橋空襲や東南海地震でも殉難者を出した。2014年から7日前後を全校出校日とし、集会を開いている。

2018/08/07 のニュース

花束と折鶴を献納する生徒会の生徒たち(豊橋東高校で)

次々に献花をする生徒ら(同)

生徒代表による誓いの言葉(同)

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