「自分の個性を見極めて」

「いきいきフェスタ2018」で「池田節」さく裂/早大名誉教授・池田清彦氏が講演

2018/08/20

 テレビのバラエティー番組などでおなじみの池田清彦・早稲田大名誉教授(71)の講演には、大勢の市民が詰めかけた。

 生物学者らしく体の構造にまつわる話を、原稿なしで立て板に水のごとく語り続けた池田氏。その1時間半にわたる講演で一貫して訴えたのは「自分の個性を見極めて生きることの大切さ」だ。

 31年間、毎日3合程度の酒を飲み続けている自身の生活を例に、その習慣が「私の個性だ」と主張。特に健康に問題はなく「97、98歳まで飲んでギネスに申請しようか」と言い放ち、笑いを誘った。

 高齢になるほど認知症のリスクが高まると指摘しつつ、生涯現役の医師を続け昨年7月に105歳で亡くなった日野原重明さんのエピソードを紹介。102歳のときでも1時間半立ったまま講演していたとして「人によって個性は違う」としみじみ述べた。

 「医者は日本人の平均値しか言わない」と現在の健康診断のあり方に疑問を投げかけ、正常値とは何かを考える上で「自分の個性に合わせた方が良い」とアドバイスした。

 脳の仕組みを踏まえた勉強の仕方を語る中で「飽きたところが自分の限度だ」と断言。「飽きたら休む。休む間に記憶が整理される」と説明し「その人の脳の個性を見るべきだ」とした。

2018/08/20 のニュース

講演する池田氏

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