豊橋市まちなか図書館/4年10カ月で節目に/中心市街地のにぎわい創出拠点として定着
2026/10/02

来館者数300万人を記念するパネル(豊橋市提供)
豊橋市駅前大通2丁目の市まちなか図書館の来館者数が、9月30日で300万人を突破した。従来の図書館の枠にとらわれない取り組みを通じて人を呼び込み、中心市街地のにぎわい創出拠点として定着してきている。
同館が1日、発表した。2021年11月27日に再開発でオープンした複合ビル「emCAMPUS(エムキャンパス)」東棟の2、3階に開館して以来、約4年10カ月で節目に達した。
計画では、年間の来館目標を50万~70万人と定めていて、ほぼ予定通りで推移している。
佐藤綱久館長は「継続して利用してもらっていることと、スタッフの丁寧な対応のおかげ」と述べた。
静けさが求められる通常の図書館と異なり、同館ではトークショーや対談、ワークショップといった声を発するイベントが多数開催され人気を集めている。
館内に5つあるゾーンごとに特集棚を、1カ月から1カ月半のペースで入れ替えて開設するのも同館の特長だ。担当司書がそれぞれテーマに沿った選書と関連する小物も飾るなどして、本に注目してもらえるよう努めている。
このほか、近隣の商店街や企業、学校との連携も積極的に進めているという。
佐藤館長は「まちなか図書館で交流が生まれるようにしていきたい」と展望を語った。