「知る喜びと感動を」

鳳来寺山自然科学博物館/開館60周年祝い式典

2024/02/04

館内で催された式典。奥は復元された旧田口鉄道自然科学博物館の建物(新城市で)

 1963年4月に旧鳳来町の施設として開業した新城市鳳来寺山自然科学博物館で3日、開館60周年記念式典があり、市の教育委員など約50人が列席した。活動報告に立った加藤貞亨館長は「地域に密着した運営と足元の自然を大切にし、知る喜びや感動を与えられる博物館でありたい」と強調した。

 下江洋行市長は式辞の中で「持続可能な社会の実現が求められる時代だ。自然との向き合い方を学べるこの博物館の価値は、以前にも増して高まっている」と期待を示した。また、専門家として博物館の活動を支える顧問や学術委員に感謝状を手渡した。

 学術委員からの活動報告もあった。動物部門を担当する元県水産試験場主任研究員の小山舜二さんは「自然界では今、気象変動が起き、動植物の分布が乱れている。我々の手による調査研究を視野に入れていかなければ」と問題意識を語った。

 博物館では動植物・地学分野の常設展示に加えて年数回の特別展を実施。野外での観察会も行っている。また、会員組織「友の会」には子供から大人まで県内外の300人程度が加入し、季節ごとの体験活動などを楽しんでいる。

 鳳来寺山を中心にした奥三河では、戦前から地質の調査研究が盛んで、49年には旧田口鉄道鳳来寺駅前に「田口鉄道自然科学博物館」が設けられた。これが前身となり、地元篤志家からの寄付もあって町立博物館の設置につながった。

鳳来寺山自然科学博物館(同)

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鳳来寺山自然科学博物館(同)

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