初収穫のソバでそば打ち挑戦

「どこに出しても通用する」と絶賛する人も/豊川

2024/02/06

ざるそばを味わう参加者(金沢構造センターで)

 豊川市金沢町の荒れた休耕地を再生して復活させた畑で初収穫したソバを使ったそば打ち体験が4日、金沢構造改善センターであった。主催する町福祉会(佐久間雅則会長)が町内から参加した60代~70代を中心とした約20人が挑戦した。

 用意されたのは、「あおば農園」(一宮町、酒井美代子代表)が刈り取ったソバをそば粉にした約4キロ。約20人が4つのグループに分かれ、萩町の飲食店「寺そば萩山慈恩寺」で修業する講師の松山伸介さんや、オーナーの深津弘さんらから指導を受け、分配したそば粉を鉢に入れて水を加え練る作業を始めた。丸くしてさらに手で押して広げ、棒で四角にした後、包丁で切って麺にし、ゆでて1時間半ほどでざるそばに仕上げた。

 会場は、ソバの甘い香りが漂う中で、参加者は大根おろし汁にざるそばを入れて味わった。「腰もあっておいしい」とお代わりした人は「どこに出しても通用する」と絶賛した。一方で、グループによって出来具合が異なり、作り方の難しさも学んだようだ。

 酒井代表が中心となり、友人も加わって2021年10月ごろから1年間かけて、15年以上も「ごみ山」の状態が続いていた休耕地約50㌃を整備した。所有する遠縁らから借り、そのうちの約20㌃に牛フンを施しトウモロコシの裏作として育てたソバの初収穫だけに味に関心が集まっていた。

 高齢者施設から駆け付けた原典夫さん、尚子さん夫婦は、ごみの片付けや収穫にボランティアとして携わった。「思い出もある。とても味わい深いそば」などとしみじみと語った。松山さんも「畑に復活させた酒井さんの思いがそばに込められているようで、おいしい」と評価した。

 酒井代表は「採れたソバを使って地域の人たちと食べる喜びを分かち合うことができ、うれしい」と感謝した。

包丁で切って麺にする作業を進める参加者(同)

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ざるそばを味わう参加者(金沢構造センターで)

包丁で切って麺にする作業を進める参加者(同)

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