子育て世帯へ魅力発信

移住者増へ広告掲示/豊橋市がJR浜松駅などで

2024/02/18

JR浜松駅に張り出された広告

 豊橋市は、子育て世帯に地域の魅力を伝える広告をつくり、近隣の駅構内や電車内に掲示している。

 広告では、正面を見据える丸い形のキャラクターが、同市の街並みの写真をデザインした箱に入っている様子を描く。「誰にでもすっぽりとはまる、ちょうど良い街」を表現しているという。日経BP「日経xwoman(クロスウーマン)」と日本経済新聞社が行った「共働き子育てしやすい街ランキング2023」で2年連続の全国3位になったことにも触れている。

 今月1日からJR浜松駅構内と、名鉄豊田線の車内に張り出した。19日からは名鉄の名古屋駅や金山駅などにも掲示する。

 結婚情報誌「ゼクシィ」の1~3月号に市の子育て支援策などを紹介する広告を出すほか、住宅情報サイト「SUUMO」に特設ページを開設し住民へのインタビュー記事などを掲載する予定。

 首都圏からの移住促進に加え、勤め先を変えることなく市内に移り住める近隣地域をターゲットに、まちの魅力をアピールする。

 市広報戦略室の石川達也主幹は「結婚や出産などライフステージが変化するタイミングで豊橋への移住につなげたい」と狙いを語った。

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