全国チャレコンに出場

蒲郡少年少女発明クラブの小学女子２人

2024/02/18

作品を披露する岩澤さん㊧と児玉さん（蒲郡市役所で）

　からくり仕掛けで走る車の出来栄えを競う「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト」の全国大会に出場した蒲郡市の蒲郡少年少女発明クラブの小学生２人が、市役所で鈴木寿明市長に結果を伝えた。

鈴木市長に作品と結果を伝える

　訪れたのはともに蒲郡南部小５年の岩澤京花さん（11）と児玉美織さん（同）の２人。手がけた作品「おいでん蒲郡」は１～３号車まであり、市内にある水族館や観覧車をかたどった２、３号車を、動力源の１号車が引っ張る仕組み。紙や木材とモーターを材料に完成させた。

　平プーリと呼ばれる円筒形の部品を使い、車輪が回転する動力を伝える仕掛けが「一番難しかった」と２人。観覧車の輪が回っても、人が乗るカゴは水平を保つように工夫したという。全国大会では惜しくも予選で敗退したが「来年も出場して、入賞したい」と意気込んでいる。

　県予選ではビデオ審査の結果、蒲郡、豊田、刈谷、田原４市と幸田町から計５チームが選ばれた。全国大会は昨年11月に常滑市で開かれ、小中学生60チームがそれぞれの作品を披露し、アイデアや技術を競った。