「橋田鼻灯台」観光資源へ

「たつき荘」環境整備担う/内部公開や宿泊プランなど検討/海保「航路標識協力団体」指定

2024/02/19

半世紀を超えて船の安全を見守る橋田鼻灯台

 発光ダイオード(LED)式の灯台として、県内一の明るさを誇る蒲郡市西浦町の「橋田鼻(はしだはな)灯台」。隣接するホテルの運営会社「たつき荘」は、海上保安庁の「航路標識協力団体」に指定された。灯台の環境整備を担う代わりに、内部を一般公開するなど、観光資源として活用することが可能になる。旅館側は「宿泊プランや関連グッズを開発し、誘客につなげたい」と期待を寄せている。

 橋田鼻灯台は1971(昭和46)年に初めて点灯し、三河湾の船の安全を見守ってきた。海保の資料(昨年11月現在)によると、LED式の灯台としては県内で最も明るく、約23キロ先まで光が届くという。野間埼灯台(美浜町)や伊良湖岬灯台(田原市)などとともに、県の「航路標識ベスト5」にも選ばれている。

 西浦半島突端の崖の上に立ち、高さは約14㍍。付近の遊歩道などから眺めることもできるが、近寄るには隣の「ホテルたつき」の敷地を通る必要があり、通常は灯台内部に立ち入ることができない。

 協力団体に指定されたたつき荘は、灯台周りの清掃や簡易点検などを行うことになる。収益活動も可能で、灯台内部の見学を宿泊プランに組み込んだり、記念品やお土産を販売したりする計画だという。

 指定式は19日、名古屋市の第四管区海上保安本部で開かれ、たつき荘の渡辺栄子会長(姫宿花かざし女将)らが出席して指定証が交付される。

 航路標識協力団体は、2021年の航路標識法改正により、創設された新制度。海保によると、今回の指定により、全国61カ所の灯台に対し52団体が協力団体になった。

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