「本宮山砥鹿神社奥宮登山番付」作成
2024/02/19
2023年の番付表と、QRコードを持つ岩瀬さん
本宮山(標高789メートル)の登山愛好家らでなる「本宮山に登ろう会」は、今年も「本宮山砥鹿神社奥宮登山番付」を作成した。初めてQRコードでダウンロードできるようになり、幅広い世代に登山の魅力を広める。
昨年1年間で登頂を果たした人の名前と年齢、登山回数を記載。山頂の砥鹿神社奥宮に置かれたノートに登山者自らが名前などを記し、これを基に岩瀬富美男さん(73)が毎年作成している。書体にもこだわり、大相撲の番付表ばりに仕上げる。
2023年の「横綱」は、最多526回の金子佳充さん(71、新城市)。このほか累計登山回数部門や、昨年12月の24時間以内の登山回数を競うイベントの5回以上の達成者らを含め、60人弱が名を連ねた。
20年以上も作成が続く番付表。本宮山の登山口近くのウォーキングセンター(豊川市上長山町)で配布しているが、今年は初めてQRコードでPDF版を誰でも入手できるようにした。
番付表には60、70代の男性が圧倒的に多いが、岩瀬さんは「スマートフォンにダウンロードして共有してもらい、若い人たちが登るきっかけになれば」と期待する。