2024（令和6）年
5月14日 火曜日
愛知県ＬＰガス協会東三河支部と豊橋市／県内自治体との締結は初
2024/02/23
締結式で協定書を手にする浅井市長㊨と安田支部長（豊橋市役所で）
豊橋市と、ＬＰガス販売事業者が加盟する愛知県ＬＰガス協会東三河支部は22日、「ゼロカーボンシティとよはし」の実現に向けた連携協定を締結した。同支部によると、脱炭素分野で同協会が県内自治体と協定を結ぶのは初めてという。
消費者などにＬＰガスの情報発信や普及啓発を行い、２０５０年までに二酸化炭素（ＣＯ２）の排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の達成を目指す。
市は21年11月、地球温暖化対策で50年を目標年次とする「ゼロカーボンシティ」を宣言した。同支部によると、ＬＰガスは化石燃料の中でＣＯ２の排出量が少なく、環境負荷軽減が期待される。
豊橋市役所であった協定締結式で、浅井市長はゼロカーボンシティ宣言について「もっと市民や事業者を巻き込み、みんなの運動にしないと簡単に達成できない厳しい目標だ」と強調。「ゼロカーボンに向けて本気になって取り組んでいくことを、協定を通じて示したい」と述べた。
同支部の安田直樹支部長は「省エネの普及に努め、環境教育を積極的に進めたい。事業者として豊橋のゼロカーボンに貢献したい」と意気込みを語った。
締結式で協定書を手にする浅井市長㊨と安田支部長（豊橋市役所で）
