地域支える公共交通節目祝う

豊鉄グループ100周年記念式典開く

2024/03/16

開業当時のえんじ色にラッピングされた「ほっトラム」(豊橋鉄道市内線の駅前電停で)

 豊橋鉄道グループの創立100周年記念式典が15日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラットで開かれた。同グループの事業に協力する企業、団体の関係者らが出席し、地域を支える公共交通機関の大きな節目を祝った。

 あいさつに立った豊鉄の小笠原敏彦社長は「100年にわたる歴史は、地域や先輩役職員の皆さんで築き上げてきたものだ」と指摘。その上で、次の100年に向け「交通事業はもとより、皆さんに喜んでもらえるサービスの革新的な取り組みを通じて地域の課題やニーズに寄り添い、地域の発展に貢献していく」と力強く語った。

 プラットからほど近い豊鉄市内線の駅前電停に場所を移し、100周年記念のラッピングを施した路面電車(市電)の発車式を実施。テープカットの後、開業当時と同じ、えんじ色の低床車両「ほっトラム」が関係者や市電ファンに見送られて出発した。

 1924年に豊橋電気軌道として設立された同社は、今月17日で創立100周年を迎える。記念事業は豊鉄のホームページに紹介されている。

あいさつする小笠原社長(穂の国とよはし芸術劇場プラットで)

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開業当時のえんじ色にラッピングされた「ほっトラム」(豊橋鉄道市内線の駅前電停で)

あいさつする小笠原社長(穂の国とよはし芸術劇場プラットで)

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