穴観音古墳でコヒガンザクラ開花

豊川市御津町

2024/03/16

古墳(後方)を背に花を咲かせるコヒガンザクラ(穴観音公園で)

 暖かくなった今週、豊川市御津町豊沢の穴観音公園ではコヒガンザクラが開花し始めた。

 県立御津あおば高校の西側で、6~7世紀頃の横穴式石室の巨石円墳がある同園には約50本のコヒガンザクラがあり、淡いピンク色の花を咲かせている。この地方では珍しい古墳と桜の共演を楽しめるスポットで、好天に恵まれる今週末は多くの人が訪れそうだ。

 コヒガンザクラはソメイヨシノよりも一足早く咲く品種で、暖冬の今年は例年より少し早い。駐車場がないため、市観光協会はなるべく公共交通機関(JR愛知御津駅から徒歩35分)での来園を呼びかけている。

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