豊橋工科高・建築デザイン科2年の生徒が外山鋼業で
2024/03/16
鉄骨製作の工程を見学する生徒ら(外山鋼業で)
鉄骨製作業の外山鋼業(豊川市御津町)は15日、県立豊橋工科高校建築デザイン科の生徒を対象に工場見学会を実施した。同科2年生38人が参加し、普段見ることのない鉄骨製作の工程を見学した。
生徒たちは初めに、企業理念や事業内容、現在取り組んでいる建造物などの実例紹介を聞いた。
その上で、3グループに分かれて生産部門、設計部門、製作管理部門を巡り、鉄骨造り全般について学んだ。
生産現場の見学では、一次加工や、組み立て、溶接、検査など、鉄骨製作の一連の流れを見学。生徒たちは、部材の大きさや溶接加工などを通して木造との違いに興味を示していた。
また、製品検査の様子なども見学し、製作に関わる安全への配慮についても考える機会となっ
た。
外山典弘社長は「安心、安全のまちづくりに欠かせない鉄骨造りを推し進めている」と述べ、「鉄骨は地震にも強く、どこまでも高く広く建てることができる。ぜひ、鉄骨造りに興味と関心を持ってもらえれば」と話した。