週末にも開花か 期間中多彩な催し
2024/03/20
間もなく桜の開花を迎える公園(新城市桜淵公園で)
奥三河の桜の名所で知られる新城市の桜淵公園で、恒例の「さくらまつり」が、20日開幕する。肝心なソメイヨシノのつぼみは固いものの、週末には花が咲き始めそうだ。順調に成長すれば今月末から4月初めごろに見ごろを迎える。
桜淵公園は、江戸時代に新城城主菅沼定実がサクラを植樹したことから誕生したと言われる。代表するソメイヨシノのほか、八重桜、大島桜など約2000本が咲き、シーズンには市内外からたくさんの観光客が訪れる。
さくらまつりは、市観光協会と市が主催。4月4日までの期間中、開花に合わせて中央広場(木かげプラザ西側)で観光物産展(午前10時~午後3時)が開かれ、各種イベントも繰り広げられる。大芝生広場で24日はフラダンス、30、31の両日には、地元の吹奏楽団演奏やゴスペル、キッズダンスなど多彩な催しが予定されている。
木かげプラザでは、八楽書道会、新城フォトクラブの作品展示が開かれ、フォトコンテスト(詳細は市ホームページで)もある。
期間中は、有料駐車場を公園左岸側に午前8時~午後5時まで(右岸側は土・日曜日のみ)開設する。駐車料は乗用車が1000円。マイクロ、バイク、大型バスは無料。
問い合わせは、同協会=0536(29)0829=へ。