夏に向けリベンジ誓う

モイセエフ「この場所に戻ってくる」／「経験を糧に上達してほしい」

2024/03/20

豊川ナインが大舞台で熱戦を繰り広げた（阪神甲子園球場で）

　センバツの２日目第１試合で、豊川は阿南光に敗れた。試合後、長谷川裕記監督と選手たちは、初戦敗退に肩を落とした。

　長谷川監督は「序盤の失点で流れを失った。大会屈指の好投手から４点取れたのは良かった、自分たちの野球をすればもっと勝負できたと思う。夏へ向けて投手力を上げなければいけない。この経験を糧に上達してほしい」と振り返った。

　鈴木貫太主将は悔しさを見せ、「まだ甘さはあるが、全国でも通用する部分はあった。みんなでつないで足を使い、１点を取る野球をしなければ。夏へ、投手力含め守備のレベルアップが必要」と夏に向け、リベンジを誓った。

　新基準の低反発バットで、８回に大会第１号を放ったモイセエフ・ニキータは「試合に負けて悔しい。本塁打は打ったが３三振で課題は明確になった。好投手相手では、１球で仕留めなければチャンスはない。夏、もう一度この場所に戻ってくる」と話した。