夢を胸に「パマバレー」

10月2日オープン予定の果樹園/準備イベントで環境整備に汗/新城

2024/03/24

「やる気いっぱい」活動前の参加者ら(新城市豊岡ソリ畠の「パマバレー」で)

 今年10月2日オープン予定の新城市豊岡ソリ畠の果樹園「パマバレー」で20日、準備イベントが開かれ、参加者らが壁画のペイントや環境整備に汗を流した。

 パマバレーは、元リカプラ新城店(同市杉山)社長の鈴木則寿さん(52)と妻の貴子さん(52)夫妻が整備。約6600平方メートルの広さがあり、「みんなの実家にしたい」と昨年から整備を進めてきた。

 この日は時折雨の降る天気の中、予定を超える45人の参加者があった。貴子さんは「いつでも遊びに来てください。きょうはきずなを深めてください」とあいさつした。

 参加者はそれぞれの持ち場に分かれ、この場所を象徴するロゴを壁面に描く作業、多目的スペースとなる30畳のウッドデッキ製作作業、植物、石、土砂を使ったガーデニング作業などが行われた。同じ夢を追う仲間同士の作業であり、終始笑顔に包まれていた。

 ちょうど1年前のイベントで植えたクリやレモン、リンゴの苗木も育ちつつあり、農作業体験、田舎暮らし体験、手作り体験などもすでに行われている。「貴子ソムリエの城」もほぼ完成し、パマセーラー「お蔵ワインショップ」の準備もできた。

 鈴木さんはこの場所を「仲間のクルーと乗る大きな船」と言い、現在クルーは85人。「パマバレー」は、カリフォルニアのワイン名醸地・ナパバレーにちなみ、娘さんがパパ、ママを合わせパマと呼ぶことから、その名を入れて命名したという。

壁のロゴ完成(同)

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「やる気いっぱい」活動前の参加者ら(新城市豊岡ソリ畠の「パマバレー」で)

壁のロゴ完成(同)

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