公共交通で進むキャッシュレス化

クレカと電子マネーで運賃支払い/8日から豊橋市など運営コミュニティーバス/来春からは市内路線バスでも

2024/04/03

キャッシュレス決済サービスが始まるコミュニティーバス(豊橋市提供)

 豊橋市と地元の運営団体、交通事業者が運行するコミュニティーバスに乗る際、今月8日からクレジットカードや電子マネーで運賃を支払えるようになる。市内では来春にも路線バスのキャッシュレス決済が始まる予定で、導入済みのローカル鉄道と合わせ地域公共交通のキャッシュレス化が進展している。

 市内の4地区を走る5台のジャンボタクシーなどに、キャッシュレス決済の読み取り機を搭載。利用客は乗車時に運転手に行き先を伝え、クレジットカードや電子マネーで運賃を先払いする。

 ビザやマスターカード、JCBなどのクレジットカードのほか、「TOICA(トイカ)」や「manaca(マナカ)」、「PASMO(パスモ)」といった交通系電子マネーなどに対応。現金や回数券でも引き続き乗車できる。

 市都市交通課の金子倫三課長補佐は「支払い方法の幅が広がり、コミュニティバスに接しやすくなる。ぜひ利用して、コミュニティーバスを盛り上げてほしい」と利用増に期待を寄せる。

 市内では、豊橋鉄道の渥美線と市内線(市電)で、すでにキャッシュレス決済が導入されている。豊鉄バスは来年3月の運用開始に向け、路線バスで交通系ICカードの準備を進めている。

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