災害対策に役立てて

段ボールベッドとパーテーション制作/豊橋の「ガンバりんく」が市へ寄付

2024/04/03

白井理事長㊨と伊藤篤哉市議(右から2人目)、と浅井市長(左から3人目)=豊橋市役所で

 災害対策に役立てて下さいと、豊橋市問屋町の就労継続支援B型事業所「ガンバりんく」(白井伸幸理事長)は、利用者らが作った段ボールベッド一式30組(約45万円相当)を市に寄付した。 

 市役所で2日、受領式があり、白井理事長と職員、利用者ら3人が浅井由崇市長に目録を手渡し、市長から感謝状が贈られた。

 寄付された段ボールベッド一式で、耐荷重450キロの1畳サイズのベッドと高さを調節できる枕、形や高さを変えられるパーテーション(仕切り板)で組み立てることができる。付属品としてガムテープやハサミ、軍手も入っている。

 コロナ禍で仕事が激減した際、利用者の工賃を補うため自主製品として、運営母体の福益工業所の段ボール製造ノウハウを生かして考案。能登半島地震の報道を見て、2月にこれらを商品化した。

 市では、避難所の災害対策用品のほか、防災訓練で避難所体験用品として活用される。

 ガンバりんくは、2018年の設立。障がいで企業の就労が難しい利用者に就労の機会や生産活動の場を提供している。

段ボールベッドとパーテーション(同)

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白井理事長㊨と伊藤篤哉市議(右から2人目)、と浅井市長(左から3人目)=豊橋市役所で

段ボールベッドとパーテーション(同)

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