「国府赤根線」トンネル掘削へ向けて7月末まで
2024/04/19
市道の付け替え工事中の国府赤根線。左後方にトンネルが整備される(豊川市国府町で)
豊川市西部で、早期開通が期待されている都市計画道路「国府赤根線」のトンネル掘削に向けた道路の改良工事が今月から始まった。場所は市立西部中学校の北側、国府町岡本地内で、市道の付け替えと歩道の拡幅工事が行われている。工期は7月31日まで。
国府赤根線は名鉄国府駅前の国道1号付近から西へ延び、音羽川を渡ってトンネルをくぐり、県立御津あおば高校南側で国道23号をまたいで将来的には三河湾に面した御津町赤根の旧国道23号に接続する構想。
今年度中に全線開通する国道23号バイパス(BP)には接続はしないが、同BPの豊川為当インターチェンジ(IC)や整備中の金野IC(仮称)に近く、豊川市と蒲郡市のアクセスも向上。国道1号や東三河環状線の渋滞緩和が期待される。
長年の懸念材料だった周辺の用地買収もめどが付き、県はトンネル設計の見直しを行っている。