蒲郡市図書館で「こっちゃんのレモネードスタンド」活動紹介/9日にこっちゃん来場
2025/02/06
「こっちゃんのレモネードスタンド」を紹介する展示(蒲郡市立図書館で)
レモネードの売り上げを小児がん患者の支援に役立てる「レモネードスタンド」を紹介する展示が、蒲郡市立図書館で始まった。「こっちゃん」こと、市立形原中2年の尾崎このかさんの活動を豊富な写真やイラストで伝えている。16日まで。
レモネードスタンドは、アメリカのがん患者の少女が自宅の庭でレモネードを販売し、その売り上げをがん研究のために寄付したことから広まった。
このかさんは小学6年のころ頭に腫瘍が見つかり、一時は余命宣告を受けたが、治療を乗り越えて、現在は症状がなくなる「寛解」に至った。退院後は、市内のイベント会場などでレモネードスタンドを出店し、病院へ寄付を続けている。
2月15日の「国際小児がんデー」に合わせて展示を企画した、同館司書の藤原友紀さんは「活動が広まるように、図書館でもお手伝いしたい」と話す。
9日はこのかさんが来館し、活動に対する思いを語る。