2年間の学び終え新たな道へ

豊橋准看護学校で卒業式

2025/03/07

答辞を述べる松村さん(豊橋市保健所保健センターで)

 豊橋市中野町の豊橋准看護学校は6日、隣接する市保健所保健センター講堂で卒業式を開いた。第72期生49人が、2年間のカリキュラムを終え、新たな道へと歩き出した。

 式では、卒業生1人1人の名前が読み上げられた後、代表の松村真世さんに福井一裕校長から卒業証書が手渡された。豊橋市長賞など各賞の表彰もあった。

 式辞に立った福井校長は「患者の気持ちを理解し、痛みや不安を少しでも和らげるために行動する准看護師になってほしい。数年先は人口の3割が高齢者となる2030年問題が待っており、医療従事者の力が必要。挫折することなく、現場で働き続けて」と卒業生に呼びかけた。

 答辞を述べた松村さんは、戴帽式や実習など2年間の学校生活を振り返り、「多くの人々に助けられながら共に過ごした日々は、かけがいのない財産で、今後の私たちの支えとなる」と感謝した。

 卒業生らは、12日の県准看護師試験合格発表を待ち、市内外の医療機関などに就職するほか、23人が看護師資格取得のため市立看護専門学校などに進学する。

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