豊川工科高/将来を見据えた キャリア教育の一環
2025/03/13
地元企業20社が会社説明を行った(豊川工科高校で)
豊川市の県立豊川工科高校で12日、高校生のための地元企業情報「SOURCE SCHOOL」の特別イベント「地元の企業を知ろう」(東海日日新聞社主催)が開かれた。将来を見据えたキャリア教育の一環として行われ、2年生約200人が参加した。
開催に先立ち、同校の加藤勝義校長は「企業の方から直接話を聞ける貴重な機会。そのなかで、自分にとって何が必要なのか、何をすべきなのかをしっかり考えてほしい」とあいさつした。
出展企業は、金属加工、自動車部品、電気電子、総合化学、食品などのメーカーや建設・住宅など「SOURCE SCHOOL」で紹介されている企業を中心に計20社。各企業は、それぞれにプロジェクターやパソコン、会社パンフレットなどを使って説明した。
生徒たちは1人4企業から話を聞き、地元企業への理解を深めた。
ロボット科2年の梅村琉叶さん(17)は「大きな特徴や強みをもっている企業を知りたい。こうした機会でなくては聞けない地元企業の魅力を聞き、就職に役立てたい」と話してくれた。
同校の進路担当教員は「進路実現について考えるきっかけになれば」と期待を寄せた。