カフェのスイーツ高校生が考案

成章高校・生活文化科の生徒がエプロンも作る/田原

2025/03/21

商品化されたスイーツと考案した生徒たち(学食カフェ2910で)

 田原市田原町、田原福祉グローバル専門学校「学食Cafe(カフェ)2910(ふくじゅ)」のメニューになるスイーツを、近くにある県立成章高校の生活文化科生徒が今年も考案した。店員が着用するエプロンも生徒がデザイン、製作し、カフェに贈った。

 高校生のアイデアを生かそうと、同店は2021年の開店以来、毎年、成章生徒の考えたスイーツを商品化。エプロンのデザイン、製作も依頼し、いずれも5年目を迎えた。

 商品化されたスイーツは応募作の中から選ばれ、1年中村心春さんの「抹茶のモンブランタルト」、2年八木あゆりさんの「カスタードレアチーズケーキ」、1年柴﨑結月さんの「珈琲キャラメルシフォンケーキ」、2年森下芽衣さんの「生チョコバナナタルト」。4月中旬から販売される抹茶のモンブランタルトを皮切りに季節ごとに登場する。

 学食カフェ2910で19日、授賞式があり、生徒たちは工夫した点や試食したスイーツの感想などを話し、珈琲キャラメルシフォンケーキを考案した柴﨑さんは「子ども大人も食べられるように考えました」と説明した。

 一方、エプロンは山田美和さん、伊藤凜さん、渡辺陽向さん、森田陽乃さん、山内綾女さんの3年生5人が製作した。特に縫い目をきれいに仕上げてあり、生徒からは苦労した点の一つに挙げられた。

 学食カフェ2910を運営する福寿園(田原市)の古田周作理事長は「毎年、おいしいスイーツを考えていただき、うれしい」と感謝。カフェは学生や地域の人に親しまれている。

製作したエプロンを手にする生徒たち(同)

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商品化されたスイーツと考案した生徒たち(学食カフェ2910で)

製作したエプロンを手にする生徒たち(同)

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