「マケイン」展示期間延長

まちおこしで変わらぬ存在感/豊橋市

2025/03/22

建物の壁面にキャラクターの巨大な絵(水上ビルで)

 豊橋市中心部にあるテレビアニメ「負けヒロインが多すぎる!」(通称・マケイン)にちなんだ展示物の設置期間が、来年3月末まで1年間延長される。これは作品の舞台となった場所を訪れる「コンテンツツーリズム」が、まちおこしで変わらず重要視されていることの表れだ。

 キャラクターを描いた水上ビルの壁面の巨大な絵や、ときわ通り商店街に掲げられたフラッグはこれまで通り、豊橋駅のフラッグやパネルなどは工事の関係で場所を移動するものの、それぞれ関係各所の協力を得て引き続き展示される。市役所の懸垂幕や東館13階の展示コーナーも継続する。いずれも当初は今月末までの予定だった。

 テレビアニメは、同市出身の作家、雨森たきびさんの同名ライトノベルが原作。高校生たちによる青春ラブコメディーで、市内の実在の場所や物が多く描かれている。市によると、昨年7~9月に放送されて以降も、ゆかりの地を訪ねるファンの「聖地巡礼」が続いていることなどを受け、期間延長を決めたという。

 「コンテンツツーリズムの強力な武器だ」。マケインをそう位置付けている市観光プロモーション課の瀧崎純一郎課長補佐は「今後も応援していきたい」と話した。

 豊橋公園ではこのほど、マケインの登場人物を描いた灯篭(高さ2㍍、幅90㌢)の展示が始まった。園内の桜の夜間ライトアップに合わせ、26日~4月6日までの日没後から午後9時まで点灯される。

灯篭の点灯開始は26日(豊橋公園で)

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建物の壁面にキャラクターの巨大な絵(水上ビルで)

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