手話で絵本の読み聞かせ

地元の手話サークル 「でんでん虫」/田原で「手話で楽しむおはなし会」

2025/03/24

手話通訳付きの絵本の読み聞かせをする小学生たち(田原市中央図書館で)

 田原市中央図書館で22日、地元の手話サークル「でんでん虫」による「手話で楽しむおはなし会」が開かれた。子どもから大人まで約30人が集まり、手話通訳付きの絵本の読み聞かせを聞いたり、簡単な手話を学んだりした。

 絵本は「ピヨピヨハッピーバースデー」や「すいかのたね」「三匹のこぶた」など6冊。子どもを含むサークルの会員有志7人が2人1組となり、手話を交え読み書かせをした。1人が読み、それに併せてもう1人が手話で物語を伝え、聞いていた人たちは絵本の世界に引き込まれていた。

 また、「ヤギ」「クマ」「スカンク」など絵本に登場した動物たちを会員が手話で紹介し、会場の人たちも一緒にやってみた。最後は、みんなで手話をしながら歌を歌った。

 でんでん虫が図書館で手話通訳付きの絵本の読み聞かせをするのは、これで3回目。この日のために練習を重ねてきた。

 小学生会員も参加し、2年の鳥居てなさんは「耳の聞こえない人と話をしたいので手話を習っています」と言い、絵本を読んだ感想について「読むのが速くなってしまったので、次はゆっくり読めるようにしたいです」と話した。

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