豊川/竹本市長ら笑顔で渡り初め式/安全対策万全に―公園北側歩道も整備
2025/03/24
子どもらと渡り初めに臨む竹本市長㊨と鈴川連区長㊧(公園橋歩道橋で)
豊川市蔵子1の向山公園東側の諏訪川に架かる「公園橋歩道橋」が完成し、23日に地元の桜町連区主催の渡り初め式が開かれた。竹本幸夫市長ら来賓や近隣住民約120人が新しい橋を渡った。
完成した歩道橋は幅員2メートル、延長14メートル。この橋に誘導するように公園北側に約55メートルの歩道が整備され、ガードパイプや柵などの安全対策も施された。
付近には複数の医療機関や薬局があり、住民らは諏訪川に架かる車道の端を歩いて通行していたが狭く、近隣にイオンモール豊川が開業してからはすぐ東側の篠束野口線から流入する車も多かった。蔵子1区と桜町連区が市に要望し、3カ年の事業で完成した。
地元の子らとテープカットや渡り初めに臨んだ竹本幸夫市長は「市民が安心して渡れる構造になっている」とPRし、鈴川智彦連区長も「橋ができてありがとう、という気持ちを持って利用してほしい」と呼びかけた。
蔵子1区の林久仁区長は、歴代区長で出席した近藤保治さん、林洋司さん、佐野秀男さんも紹介し「子どもからお年寄りまでが渡れる橋の要望をしっかりと続けてこられた」とねぎらった。