本長篠駅建て替え発表

JR東海/4月からの災害対策工事で

2025/03/26

現在の駅舎㊧は取り壊される(今月15日、新城市で)

 JR東海は25日、新城市長篠にある飯田線の本長篠駅について、災害対策のため一部線路を撤去し、ホームを移設すると発表した。これに伴って、長く親しまれた駅舎も建て替えとなる。工期は今年4月から3年間程度を予定する。

 JRによると、宇連川に隣接する同駅ではこれまで、大雨によって地盤が一部変形。島式のホームに亀裂が入ったり、線路変形、電柱の傾きが生じたりした。

 工事では、構内で2本に分かれた線路のうち川に近い上り線を撤去し、ホームも現在の駅舎がある側に移す。全体的に川から離して、施設や列車運行の安全性を高める狙いがある。

 線路が一本化されるため、列車のすれ違いはできなくなる。今後は、同駅始発の列車本数などに影響が出ないかが注目される。同社は「工事後も列車折り返しの機能は残す」(広報部)と説明している。

 本長篠駅の建て替え計画は、新城市議会の審議を通じて明らかになっていたが、同社は公にしていなかった。

JRの発表より

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JRの発表より

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