三日月を撮影

異なる角度で変化比較/豊川市在住の嶋勝康さん

2025/04/11

イースター島の西1400キロ洋上で撮影(嶋勝康さん撮影)

 豊川市在住のアマチュア写真家、嶋勝康さん(85)が、チリ領イースター島の洋上(南緯20度)と豊橋市内(北緯34・75度)で、それぞれ異なる角度から三日月を撮影した。

 満月と三日月状に欠けた月は、太陽に面した明るい部分が大きく異なる。日の出前に昇る早朝の月は、南半球で見るとヨコ長に見えるが、ここ三河地方ではほぼタテ長に写る。

 イースター島からタヒチ島に向け1週間は、島がなく空気は澄みきっている。そこで撮る月は、赤味はなくモノクロ写真のように白かった。

 一方、3月27日に中国大陸から飛来した黄砂で、夜明け前の月は強いオレンジ色になった。何気なく見る月も、地球規模で比較するとその変化は興味深い。

黄砂でオレンジ色の月(同)

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イースター島の西1400キロ洋上で撮影(嶋勝康さん撮影)

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