第74期生43人が看護の道への一歩を踏み出す
2025/04/11
誓いの言葉を述べる脇本さん(豊橋市保健所保健センターで)
豊橋市中野町の豊橋准看護学校は10日、隣接する市保健所保健センター講堂で入学式を開いた。第74期生43人が、看護の道への一歩を踏み出した。
式では、新入生1人1人の名前が読み上げられ、山内智之校長から入学が許可された。山内校長は「多くの勉強と仲間との切磋琢磨が必要だが、力を身に着け、一生生きていけるライセンスを手に入れてほしい。仲間と楽しんで、良い思い出をたくさんつくって」と式辞を述べた。
来賓の長坂尚登市長は「きょうの新鮮な気持ちを忘れず、自らの力を信じ、共に学ぶ級友たちと励まし合い、支え合いながら、自ら定めたゴールを目指して精進を続けてほしい。豊橋の医療を支える担い手になって」と祝いの言葉を述べた。
新入生代表の脇本裕美さんは「本校で知識と技術を習得し、将来は地域医療に貢献できる准看護師になりたい。2年間努力する」と決意を誓った。
新入生には、豊川、田原、蒲郡、岡崎、豊田、名古屋各市、静岡県など、豊橋市外から入学した学生も多いという。今後2年間、学校の授業や豊橋市民病院での実習に励み、准看護師試験合格を目指す。