八幡宮例大祭/国重文・三間社流造の本殿で正祭神事
2025/04/14
神前で浦安の舞いを奉納する巫女たち(八幡宮で)
豊川市八幡町の八幡宮(神道守男宮司)で12、13両日に例大祭が開かれた。
2日目の正祭では、国の重要文化財に指定されている三間社流造の本殿で神事が営まれ、地元議員や関係機関・団体の代表者、学校や企業の関係者らが参列した。
地元在住の新田咲さん(12)、竹内杏さん(12)、村上蘭さん(11)が巫女(みこ)の姿で浦安の舞いを奉納。昨年に続いて大役を務めた新田さんは「普段よりも人が多くて緊張したけど、練習の通りにできた」と振り返った。
悪天候で一部の行事は中止となったが、午後には氏青年団などによる通称「おたび」と呼ばれる神幸祭が行われた。
八幡宮は三河国分寺の鎮守として崇敬され、本殿は室町時代に建てられた。