ぐるりんミニバス中山線、アジサイがモチーフの外装に/田原
2025/04/19
アジサイがモチーフの外装になった「ぐるりんミニバス中山線」の車両(田原市提供)
日本一の花き生産地、田原市は「世界に誇れる花のまち」を目指した取り組みとして、渥美地区の中山校区を中心に走っているコミュニティバス「ぐるりんミニバス中山線」の車両をアジサイがモチーフの外装に変更し、15日から運行を始めた。
2023年度に実施した「世界に誇れる花のまち」アイデア募集で、特別賞に選ばれた「ぐるりんミニバス花々ラッピング」を具現化した。紫や青などアジサイの花びらや「世界に誇れる花のまち」の文字が、デザインされている。
アジサイは県内一の出荷量を誇り、渥美地区で生産が盛んなことから、車両更新に合わせ中山線の車両外装にアジサイがあしらわれた。
農林水産省によると、23年の同市の花き産出額は、344億5000万円で全国一。市は「世界に誇れる花のまち」を目指した取り組みを進めており、その一環で受賞アイデアを順次、具現化している。