オートバックスでナンバー被害対策啓発活動/豊橋署
2025/04/19
盗難防止ネジを取り付ける店員ら(オートバックストヨハシ南店で)
豊橋署は18日、豊橋市中橋良町のカー用品店「オートバックストヨハシ南店」で、防犯活動「自動車盗被害防止キャンペーン」を行った。署員と同店が、車両への防犯用品を取り付ける作業を行って防犯意識を高めた。
来店客の車両ナンバープレートへ、取り外しが困難になる「盗難防止ネジ」を無料で設置した。また、県内で多発している自動車盗への注意や対策を記したチラシも配って警戒を呼びかけた。
昨年1年間に同市内では、自動車盗が計16件発生。ナンバープレートが盗まれる被害が計16件あり、今年は3月末時点ですでに同数の被害が出ている。
署はこの日、「春の安全なまちづくり県民運動」(15日~24日)の一環で、同店の協力を得て啓発活動を実施した。県内では特定車種が盗まれる被害が多発。店には、セキュリティー対策についての問い合わせや相談が増えているという。
桜井真店長は、過去に自身の車両が荒される被害に遭った経験がある。来店者には、巧妙化する手口に沿った対策を提案して被害減少に努めている。
「お客さまには自分と同じ思いをしてほしくない。防犯意識を高めていただきたい」と話している。