情報共有など相談体制の強化図る

豊川市家庭児童相談システム事業者公募

2025/04/24

来年度中にこども家庭センターが入る豊川市総合保健センターの内観イメージ

 豊川市は、こども家庭センターにおける家庭児童相談システムの構築・利用(長期継続契約)の受託候補業者を公募型プロポーザル方式で選定する。現在、参加者を募集している。

 市では児童虐待防止に関する業務などにシステムが導入されておらず、相談記録のほとんどを紙媒体で管理しており、探し出すのに時間と手間をかけたり、記録の蓄積による保管場所の確保などで問題を抱えたりしている。システムを導入することで住民基本台帳データとの連携によるケース世帯の状況把握や事務処理の効率化、情報共有などで迅速な対応と相談体制の強化を図る。

 業務期間は、システム構築が7月の契約締結日の翌日から来年1月末まで、システム利用が同年2月1日から2031年3月末まで。業務場所は市役所だが、来年度途中からは白鳥町に建設中の市総合保健センター内に移る。
システムは来年1月7日にテスト稼働し、2月1日から本稼働する。提案上限額は4623万2000円以内で、今年度にかかる費用総額の上限は3013万7000円。

 今月28日まで質疑書を受け付けており、プロポーザルへの参加表明書の提出期限は5月8日で、提案書の提出は6月13日まで。通過者は同24日に二次審査としてプレゼンテーションなどに臨み、27日に選定結果が通知される。問い合わせは子ども健康部子育て支援課=電話0533(89)2133=へ。

2025/04/24 のニュース

来年度中にこども家庭センターが入る豊川市総合保健センターの内観イメージ

有料会員募集

今日の誌面

有料会員募集

きらり東三河サイト

高校生のための東三河企業情報サイト

連載コーナー

ピックアップ

Copyright © TONICHI NEWS. All rights reserved.

PAGE TOP