不正行為警戒・情報提供呼びかけ

豊橋税関支署が豊橋駅前で街頭キャンペーン

2025/04/24

啓発品を配る豊橋税関支署職員ら(豊橋駅前で)

 名古屋税関豊橋税関支署などは23日、豊橋駅前ペデストリアンデッキで、「万博開催に伴う街頭キャンペーン」を行った。支署職員ら約25人が啓発品を配って、密輸などに関する情報提供を求めた。

 今月から始まった大阪・関西万博による水際対策として実施。同支署と三河海上保安署の職員、豊橋署員が「許しません白い粉・通しません黒い武器」と記したのぼり旗などを掲げ、テロや不正行為の撲滅を図った。

 海外からの入国が増える万博の開催前から、全国の税関や海保は各地の港で巡回活動などを強化。豊橋市の三河港でも3月、三河海保と同支署などが不審船を摘発する想定の訓練を行った。

 近年は大麻の密輸が増加傾向。国内では使用や所持による逮捕者も目立っているという。同支署はゴールデンウイークや夏休み中における海外旅行者のトラブル発生も懸念する。

 海外で見知らぬ者から荷物の持ち込みを頼まれ、空港で違法な物品が見つかって嫌疑をかけられる事例も起きている。
同支署の水嶋英子支署長は「安易に持ち込みの依頼を受けることは危険で、身近な犯罪であると知っておくことが重要。密輸に関する情報があれば提供していただきたい」と呼びかける。

 情報提供は税関の密輸ダイヤル=0120(461)961=へ。

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