CSへ気持ち新たに
2025/04/25
三遠が中地区優勝を決めた(三遠ネオフェニックス提供)
三遠ネオフェニックスは23日夜、アウエーで横浜ビー・コルセアーズと対戦、第4Qの残り8秒で4点差と最後まで苦しい展開だったが、82―77で勝利して2季連続2回目の中地区優勝を決めた。
約2週間前に優勝マジック「1」となってから、三遠はホーム最終戦の「三河ダービー」完敗など今季初の3連敗と難しい試合が続いた。
横浜BC戦は、序盤から一進一退の攻防となり、僅差の接戦で第4Qに突入。三遠は、大浦颯太が立て続けに3点シュートを沈めリードを奪い、最後まで高い集中力で横浜BCを抑えて逃げ切った。
試合後、大野篤史HCは「心が折れそうになった時期もあったが、ブースターの声援が奮い立たせてくれた。CSもベストを尽くして戦いたい」と話した。
最多21得点の大浦は「この試合はどんな手を使っても勝ちたかった。中地区優勝は通過点に過ぎないので、CS優勝へ向けて戦っていきたい」と語った。
中地区優勝セレモニーでは、優勝賞金1000万円プライスボードとチャンピオンシャーレが贈られ、会場で優勝を見届けたブースターと一緒に記念撮影で喜びを分かち合った。