小学生と保護者52人が参加
2025/06/11
梅の実の収穫を楽しむ親子(赤塚山公園で、市観光協会提供)
豊川市観光協会は7日、市内の赤塚山公園で梅の収穫体験を開き、小学生と保護者52人が参加した。
親子らは280本近い梅の木が立ち並ぶ梅園に入り、丸々と実った緑色の梅を見つけると手を伸ばしてもぎ取り、袋に入れていた。高い場所は脚立を使って採ったり、軽い身のこなしで木を登ったりする男の子もいた。品種は南高、鶯宿、青軸、白加賀、豊後などで、満杯で約2キロの重さとなった袋に笑顔を浮かべる子も。体験後には焼き菓子の提供もあった。
初めて参加した市内在住の40代女性は「以前訪れた際に咲いていた梅がこのように実になることを見せられ、子どもにとっても良い経験になった。収穫した梅は、子どもが毎日食べる梅おにぎりに使えるように梅干しにしたい」と話した。
また、豊田市から訪れた10歳の女の子も「脚立に上って採るのは怖かったけど、いっぱい採れてとても楽しかった」と振り返った。