「あの夏の絵」観劇

藤ノ花女子高が芸術鑑賞会/生徒に〝新しい発見、感動を〟

2025/06/19

あいさつする伊藤校長(アイプラザ豊橋で)

 豊橋市老松町の私立藤ノ花女子高校は18日、同市草間町のアイプラザ豊橋大ホールで第63回定期芸術鑑賞会を開いた。全校生徒551人が参加し、劇団「秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場」の「あの夏の絵」を観劇した。

 開演前に伊藤貴章校長は「質の高い芸術を鑑賞することは、感性を刺激し心を豊かにするだけでなく、多様な価値観や考え方を知る機会でもある。新しい発見や感動を味わってほしい」と生徒たちに呼びかけた。

 「あの夏の絵」(福山啓子作・演出)は、記憶を伝え残すために語り始めた広島の被爆者と、それを受け止め、絵に表現することに挑んだ高校生たちの2015年の物語。生徒たちは、熱心に公演に見入っていた。

 同校は情操教育の一環として、1963年に演劇鑑賞会を始め、79年から音楽鑑賞会も加え、89年から芸術鑑賞会として演劇と音楽の鑑賞を交互に続けている。

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