高校生から80代まで、それぞれの視点で東三河の「今」を写す/13日まで市桜ヶ丘ミュージアム
2025/07/09
作品に見入る来場者ら=桜ヶ丘ミュージアムで
「世代を超えた写真展 未来へ繋(つな)げる東三河」と題して高校生から80代まで、それぞれの視点で東三河の「今」を捉えた写真展「写真サミット2025」(写真サミット実行委員会主催、東海日日新聞社等後援)が、豊川市桜ヶ丘ミュージアムで始まった。13日まで。
市内4つの高校の写真部、東三河で活動する4つの写真団体、インスタグラマーや市内のフォトスタジオで働くプロカメラマンなど計155人が参加し、一人一点ずつ出品した。
テーマは「東三河」。第1展示室から第3展示室まで、東三河の自然、行事、人、日常の風景などさまざまな作品が並ぶ。
第4展示室では、写真サミットに先立ち実施したフォトコンテスト「東三河の四季」の入賞作品10点が展示されている。
優秀賞の一人で岡崎市出身の筧悠里恵さん(30)は三谷海岸を祭りの山車が引かれていく「海へ突進!」を出品。「優秀賞をいただきうれしい。今後の励みにしたい」と話した。
「去年は良かったので今年も見に来た」という写真歴50年以上の湖西市の鈴木芳朗さん(90)は、「どの作品にも自然の息吹を感じる。そのせいか会場が和やかで心地よい」と述べ、「自分もこういうことを大事にしなくては、と思った」と話した。