シーサー作りに取り組む

豊橋市羽根井小学校/自由な発想があふれる作品/陶芸教室の杉浦さん子どもたちに指導

2025/07/15

指導する杉浦さん(豊橋市羽根井小学校で)

 豊橋市羽根井小学校は14日、4年生を対象にした「シーサー」作りの授業を行った。市内大岩町の陶芸教室「やきもの工房・杉浦」の杉浦隆夫さん(62)が講師を務めた。

 児童たちは、杉浦さんの指導を受けて粘土をこねて好きな形を作り、水と粘土を混ぜたものを塗ってしっぽや舌などを付けた後、つまようじや筆の柄を使って毛並みや模様を入れ、自分だけのシーサーを作り上げた。

 教室には、顔がたくさんあるシーサーや羽の生えたシーサーなど、子どもたちの自由な発想があふれる作品が並んだ。4年生たちは「木べらで口を開けるのが難しかった」「イメージ通りにできてうれしい」などと感想を話した。

 杉浦さんはこれらの作品を持ち帰り、児童各自が選んだ色の釉薬(うわぐすり)を塗り、焼いて仕上げる。秋に豊橋公園で開かれる「子ども造形パラダイス」で展示される予定。

 杉浦さんが教えるのは2023年に続き2回目。「全員が同じものを作るのではなく、それぞれが自由に作るという個性を大事にしたい」と話した。

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