新アリーナ誕生で改善に期待/豊橋
2025/07/22
扇風機を置いて行われた東三河空手道選手権大会(20日、豊橋市総合体育館で)
豊橋市の住民投票で新アリーナ建設の事業継続に賛成多数となったことで、市内の武道連盟関係者から喜びの声が上がった。
アリーナ計画地内にある3階建ての市武道館は築52年を迎え、雨漏りなどの老朽化が進み空調設備もないことから、柔道や剣道などの各連盟は新アリーナ建設を求めていた。
投開票日の20日は、市総合体育館で「第48回東三河空手道選手権大会」が開かれた。
空調機器がない第2競技場での開催に複数の大型扇風機を置いての運営となった。
主催した豊橋空手道連盟の及部武彦会長(82)は「会場は蒸し風呂のような状態で大変だった。アリーナができることで、子どもたちにも涼しい場所で競技をさせてあげられると思うと本当にうれしい」と話した。
球技を含めた他種目との大会日程の重複も、新アリーナが誕生することで改善が期待される。