地域スポーツ企画「とにすぽ」
男子200メートルの木林悠翔選手
2025/07/21
木林悠翔が準決勝突破を目指す
◆勝負強さ発揮
男子200メートル。県大会を6位で何とか突破した豊川の木林悠翔(3年)は、東海大会も6位に滑り込みインターハイの切符をつかみ取った。ギリギリの瀬戸際を勝ち抜く勝負強さが彼の真骨頂になる。
3年前、豊川東部中の木林は全中陸上に出場し、得意のスタートダッシュで6位入賞を果たした。今夏、高校最後の大舞台で再び表彰台を目指す。自己記録21秒41は平均的なタイムだが、短距離はレース当日の勝負運が勝敗の鍵を握る。
木林は「みんなから託された気持ちが全国につながった。入賞を目指し全力で勝負したい。相手は強いけれど準決勝を超えたい」と力強く決意を語った。わずか0・1秒で順位が変動する僅差の接戦を勝ち抜けるか。