地域スポーツ企画「とにすぽ」 

昨冬の悔しさ胸に「全力で頑張る」

女子3000メートルの谷凪紗選手

2025/07/21

大きな可能性を秘める谷凪紗

 ◆強い気持ち
 昨冬の都大路、レース直前に突然の指名でエース区間を任された谷凪紗(現3年)は、本来の力を出し切れず31位に沈んだ。あの悔しさが今春の躍進を支える大きなきっかけだった。最後まであきらめない「気持ちの強さ」が彼女の最大の長所になった。

 豊川女子駅伝部の臼井康善監督は「あの都大路で意識が変わった。走りに強さが出てきた」と分析する。今夏は、女子3000㍍で県大会を圧勝すると東海大会でも2位に入り、インターハイの出場権を獲得。自己記録9分38秒だが、さらにタイムを伸ばす可能性を秘めている。

 留学生を含め9分台前半の強豪が集まる中で、谷は「自分がどこまで戦えるか全力で頑張りたい。強い相手と一緒に走る経験が都大路に生きてくる」と話す。今夏の大舞台での走りが、彼女の飛躍へつながっていく。

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