新アリーナ事業継続

豊橋市初の住民投票 賛成多数確実に

2025/07/21

住民投票の結果を喜ぶ推進派の市民団体の関係者ら(豊橋市内で)

 多目的屋内施設(新アリーナ)建設事業の継続の賛否を問う豊橋市初の住民投票は20日に投票され、事業継続に「賛成」多数が確実となった。※22日付に詳報

 長坂尚登市長は住民投票の結果を尊重する意向を示している。今回の投票結果を受け、契約解除に向けた手続きを進めてきた長坂市長は事業継続に大きくかじを切るとみられる。

 投票が締め切られた午後8時に早々と勝利の報がもたらされると、市内の特設会場に集まった推進派の人たちから歓声と拍手が上がった。

 計画に賛成する市民団体「新アリーナを求める会Neo」の小林佳雄代表は「豊橋に新幹線の駅ができた60年前以来の大きな出来事だ」と声を弾ませた。

 一方、反対運動を展開してきた市民団体「豊橋公園のみどりを未来につなぐ市民の会」の藤田茂樹共同代表は「大きな権力に市民の選択が組み伏せられた。参院選にぶつけられ、十分に意見を伝えきれず悔やまれる。長坂市長には、解除の理由を自分の言葉で伝えてほしかった。今後も何らかの形で活動を続けたい」と述べた。

■新アリーナ建設事業継続の賛否問う住民投票開票結果

賛成 106157
反対  81654

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