県内期日前投票者154万人

豊橋市が増減数でトップに/住民投票や連休など影響か

2025/07/21

豊川で初めて子連れの投票者に配られた「いなりんキラシール」

 第27回参院選の期日前投票者数について、県選挙管理委員会は20日、最終結果をまとめた。

 県内で154万1797人(前回比約42万人増)が投票し、投票率が25・25%(同6・98ポイント増)だったと発表した。増減数では豊橋市が前回より2万6439人増の6万7670人で県内1位になった。

 期日前投票者数増について、豊橋市選挙管理委員会は、多目的屋内施設(新アリーナ)建設計画の継続の是非を問う住民投票もあって有権者の関心が高まったことや、連休で事前に投票を済ませた人が多くなったと分析。市内各戸に配布する選挙のお知らせを前回より早めに制作し配布したことも影響したとの見方を示した。

ステッカー版投票済証「ぼーとすみっす」

豊川市も前回の約1・58倍/ステッカー版投票済証など配布効果か

 豊川市における参院選の期日前投票者数が、前回から約1・58倍の4万287人に上った。2022年の参院選での2万5447人から着実に増えた。

 4日から市防災センターで、17日から3日間は旧宝飯郡4町の支所に加え、3年前はなかった大型商業施設イオンモール豊川でも開設されたことが背景にあるとみられる。

 また、市選挙管理委員会は若年層の投票を促すため地域の名産などでデザインされたステッカー版投票済証「ぼーとすみっす」のほか、今回は初めて子連れの投票者に「いなりんキラシール」を配布したことも効果があったとみられる。

2025/07/21 のニュース

豊川で初めて子連れの投票者に配られた「いなりんキラシール」

ステッカー版投票済証「ぼーとすみっす」

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