体育館と市武道館に空調設備設置

竹本市長がマニフェスト中間見直しで/豊川市

2025/07/23

空調設備がなく、夏場は過酷な環境となる市武道館(豊川市八幡町で)

 豊川市は、主に暑さ対策で市内の小中学校の体育館と市武道館に空調設備を設置する方針を示した。竹本幸夫市長は22日、市長マニフェスト工程計画の中間見直しと自己評価を明らかにした。

 それによると、小中学校の特別教室での空調設置を2027年夏までの稼働を目指すとしていた計画を、26年冬までに前倒し。さらに、小中学校の体育館と、市武道館も空調設備の設置対象施設に追加した。

 今年度中に補正予算に計上して事業を開始する予定で、検討や設計の後、工期は3年ほどを想定している。竹本市長は「やはりこの時期の体育館は非常に暑い。田原市や豊橋市、蒲郡市では整備されているところもあり、遅きに失するが、民間の活力も借りてスピード感覚を持ってやっていきたい」と意気込んだ。

 また、ほかの事業の見直しとして、自転車ヘルメット購入費の補助期間を当初の26年度から27年度まで延長。町内会要望等住民密着予算についても初年度(23年度)の5000万円から1億円に拡充する方針を打ち出した。

 事業の成果や工程計画の進ちょくを踏まえた自己評価は100点中72点とし、昨年より2点上がった。

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