蒲郡市/25日から京都で大会 「優勝旗奪還目指す」/部員ら鈴木市長に抱負を語る
2025/07/23
鈴木市長(最後列左から4人目)に意気込みを伝えたカッター部員ら=蒲郡市役所で(提供)
〝海の甲子園〟とも呼ばれる「全国水産・海洋高校カッターレース大会」に出場を決めた県立三谷水産高校(蒲郡市)カッター部員らはこのほど、鈴木寿明市長に出場を報告。「2年ぶりの優勝を目指して、一艇一身で勝負に臨む」と抱負を述べた。
部員19人が市役所を訪れた。2連覇を誓って出場した昨年の全国大会は、決勝で0・5秒という僅差で惜敗したという。この時の悔しさを胸に、今年は王座奪還を狙う。カッター部顧問の小林康幸教諭は「明るく自分たちの思いをかなえるため、三谷の色を京都・宮津の海で出していく」と意気込んでいる。
先月7日に静岡県焼津市であった関東・東海地区予選では、総合タイムで優勝校に敗れたものの、同月22日、国立鳥羽商船高等専門学校臨海施設内で行われた東海地区大会では1800メートルを9チームで競い、優勝を果たした。
全国大会は今月25日から27日まで、京都府立海洋高校前面水域(京都府宮津市)で行われ、各地区の予選を勝ち抜いた13校が参加する。カッター(端艇)は、号令をかける艇指揮とかじ取り役の艇長、12人のこぎ手が乗る全長9メートルの手こぎボート。レースでは500メートルを往復してタイムを競う。